joseが書いているように今日はネギま!祭りでしたね。感想をば。

まず裏表紙、ならびに背表紙を飾った裕奈について。裕奈といえばバスケだった季節もとうに過ぎ去り、いまや裕奈といえば胸の成長という思春期らしいファクターが第一要因となりつつあるわけですが*1、運動部に所属する人間にとって胸はハンディキャップにしかならないわけでして、今後自分の胸の成長が部活の障壁となる日がくるのではないかとkaseはひそかににらんでおります。以下妄想。

「うー、どうして胸おっきくなっちゃったんだろ」裕奈はため息をついた。部活の帰り道、夕方、午後6時。今日の練習でも裕奈は自分の胸が邪魔になっていつもと同じ動きができなかった。正確に言えば、まだ自分の胸の成長に慣れていない裕奈にとって、ドリブルをするたび、ガードにつくたび、リバウンドに飛ぶたび、ポストアップするたびに揺れる胸の動きに気がいってしまい、いつものような正確な動きができなくなっているというのが正しいところだろう。「ブラ変えなきゃな。」裕奈はもう一度深くため息をつく。「このまま大きくなりつづけたら、あたしどうなっちゃうのかな。大好きなバスケもやめなきゃいけなくなるのかな。みんなに迷惑かけちゃうな。」思春期は誰にも平等に訪れ、誰もを平等に不安にさせる。裕奈は今思春期の真っ只中にいて、体の成長に追いついていけない自分の焦りに嵌っていた。焦れば焦るほど空回りする。それはわかってるのに。。裕奈はすこし切ない気持ちになった。「どうしてこんな風に私の体はなってしまったんだろ。」。思春期特有の問題を裕奈は自分の体の変異と取り違えてしまう。「こんな体なくなってしまえばいいのに。」。呟く間もなく、つーっと涙がこぼれおちてきた。ふといつもの優しい声が裕奈の耳に響いた。「どうした、裕奈。。」。目の前にアキラが立っていた。心配そうなアキラの顔を見て、裕奈はいよいよ声をあげて泣き出した。

こんな感じですかね。次のSSは。それはおいておいて、16巻はゆえゆえ大活躍でしたね。世界の真理を次々と暴いてゆくゆえゆえの論理的推論はほんとうに素敵です。あー、ちうちうちうっちのパクちうオ―も衝撃でした。そしてネギのパートナーとして必死な明日菜さんのすべてのシーンが輝いていました*2。あと、委員長。例の作戦を遂行するために委員長に頭を下げに行く明日菜さんの素直じゃない態度と裏腹の委員長への友情ぶりは「めしうまー」な展開でした。委員長の露出ぶりも、裕奈の露出ぶりに負けず劣らず、えぐいですね。単行本派のkaseはネギま!の現在の展開をよく知らないのですが、ちうちうちうっちと茶々丸はあいまみえたりしてしまうのかね。。その展開は少し切ないです。あとこの「超」展開はどんな結末を迎えるのか。そして、裕奈とアキラの出番は今後も増えるのか、ますます目が離せないネギま!。まさに俺のハッピーマテリアルです。とりあえず感想は。とんでもなく面白かったよ、ということで。

初回限定版 魔法先生ネギま!(16) (プレミアムKC)

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*1:kaseは胸に興味が無いので、どうでもいいことですが。

*2:明日菜のパクティオーカードがほしかったがゆえに限定版を購入した男です。明日菜のニューパクティオーカードもまた凛凛しくて最高です!