『ネギま!?1000%BOX』買いました!!!
  
 6800円なり―お、大人買いですね。
 しかし、われわれ第三潜行クルーは内面&経済的にまだまだ幼年期から抜けだせていないので、4名が共同出資し、各人お気に入りメンバーのものを奪い合う、という形式が採用されました。
 4人でやっと一人前ですよ。

 とりあえず現状―
 ・jose 
 おさんぽ部*1いいんちょとその下僕*2
 ・kase 
 運動部4人組*3
 ・てらしい 
 吸血鬼とロボとマッドサイエンティスト*4
 ・Y2 図書館探検部*5

 その他の方々に関しては今後、協議のうえで決定する予定です。jose的には「たつみみーとザジ、ちづなつ、そしてちうちうちうっち」という統一感に欠ける組が争点になるのでは?と思うのですが如何。
 血の雨はふるのか?

 とりあえずBOXが手元にあったのでこうしてみる。
 
 
 曲についての感想はまだ熟聴してないのでなんともかんともですが、とりあえず「ニンニン♪」があったのはGJ!


 さて、Y2氏とネギま!17巻におけるゆえロジック*6について談義していたら、ゆえロジックには内在的欠陥があると指摘してくれました。
 なるほどー!と手を打つほど納得したので以下、Y2説を紹介します。

 ゆえゆえは究極的事態ならば、ちゃおに協力すべきだけれど、そうでないなら協力すべきではないと言っています。これは下のように定式化が可能です。

①(究極的事態)⇒(ちゃおに協力)*7
②(究極的事態ではない)⇒(ちゃおに協力しない)

 これは論理的に整合的ではありません。①が前提であるならば、その対偶*8は②’「(ちゃおに協力しない)⇒(究極的事態ではない)」になります。
 前提として①を認めるならば、その対偶である②’を認めなければなりませんが、②については必ずしも正しいとは言えない訳です。

 具体的に考えます。
 ①を「正しい」ものと前提します。①をもっとわかり易くいううならば「究極的事態ならば絶対にちゃおに協力しなければならない」だとしておきましょう。
 その場合
 ③「(究極的事態)⇒(協力しない)」は「しなければいけない」ことをしていないので「間違った」ことです。
 では、
 ④「(究極的事態でない)⇒(協力する)」はどうでしょうか?①では「究極的事態」の場合についてしか語っていません。その場合、「協力する」のはまちがっているでしょうか?すくなくとも間違っていないはずです。
 同じ様に③についても「協力しない」ことが「間違い」だとは少なくともいえません。
 
 ゆえゆえの主張は「①⇒②」です。しかし実際には①を前提にする限り「協力する」も「協力しない」も、どちらでも自由に選べることができます。
 「①⇒②」が「正しい」ならば、②の否定である④が導出される「①⇒④」は「間違い」でなければならないはずです。しかしそうではない。
 「協力しない」を「選ばねばならない」ことは論理的には擁護できないわけで、ゆえゆえの主張は「論理的か否か」を基準にするなら破綻しているのですね。残念ながら。
 
 結局のところ「究極的事態ではない」事態に含まれる「ありふれた悲劇」を救うのに協力するかしないかは、当人の気持ちの問題なので、たつみーは論理的に間違ったことをしていないし、ゆえゆえやネギてんてーの選択も別に間違ってしません。
 この議論の方向で行くとちゃおちゃおを止めるべきか否かは、気持ちの問題、エゴの問題になってしまうのですから、ネギてんてーが悩むのも仕方がないし、やっぱり彼が素早くゆえゆえに反論したのはさすが優等生だな、と思います。
 最終的には、自発的に「止める」ことをネギてんてーは選んだワケで、上の議論を見る限り選択自体はいずすれにしろ間違っていないので、それはそれでよかったのかな?という気がしないでもない。のです。

 joseの考えていた通り*9ゆえゆえの議論がそもそも「論理的根拠」の提示に向かわないものだったことが、はっきり示されたのでスッキリしましたよ。*10


 うりょっちの新譜も買ったよ!
 「ひまわりっ!!」のOP「そら色のつばさ」は元JAMの恩田さん作曲で、かっこよかったんですが、うりょっちは自分の歌声にあった曲に恵まれてないな、という印象は残念ながら拭えなかった気が。もっとロック的に激しく元気な曲を歌って欲しい気がしてます。
 でも、意外にもスローな三曲目がいい感じでした。

ソラ色のつばさ

ソラ色のつばさ

ネギま!?1000% BOX

ネギま!?1000% BOX

*1:長瀬楓さん&鳴滝姉妹

*2:雪広あやか&くーふぇ、佐々木まき絵(失格中

*3:明石裕奈大河内アキラ春日美空和泉亜子

*4:エヴァ師匠、茶々丸ハカセ

*5:ゆえゆえ、パル、本屋ちゃん

*6:ゆえゆえの提示するちゃおちゃお阻止の論理的根拠

*7:「⇒」は「ならば」を意味する論理記号です。

*8:対偶 - Wikipedia

*9:こんな風に考えました。

*10:えーと、ゆえゆえを非難したいわけではないのですよ。つーかごめんよゆえゆえ