joseさまから「今回は楓さんとたつみーの巻だから!!」と言われつつ17巻をお借りしました。

 で、一つ思ったのですが、「強制時間跳躍弾」て跳弾可能なんでしょうかね?

 跳弾とは、どうやら「放たれた弾丸が硬いものなどにぶつかって跳ね返ること」らしいのですが、「強制時間跳躍弾」の場合弾頭に刺激が加えられた場合に時間跳躍が発動しますよね。151時間目で、タカミチに対して超が「コンッ」ってするだけで発動しているシーンがありますので。ということは、弾頭に多少の刺激を加えれば時間跳躍発動条件が整うことになるわけです。

 跳弾の場合、恐らくですが、「弾が壁など硬いものに対して弾頭からぶち当たり、跳ね返る」のでしょうから、弾頭に対して時間跳躍発動可能な程度の刺激は十分加えられていると考えられます。それゆえ、壁などに当たった時点で時間跳躍発動してしまし、そこからの跳ね返りは生じ得ないのではないでしょうか。つまり、壁などに当たった瞬間、壁ごと時間跳躍させて終了、であると。

 因みに153時間目冒頭にて、龍宮隊長は「着弾した瞬間 周囲の空間ごと 三時間後へと 送り飛ばす」と説明しています。「周囲の空間ごと」ということは、当然その場にあった物体もろもろも含むという訳ですね*1。「壁とか物とかに対しては発動しない」という条件があるかもしれないという仮説も立てたのですが、対象は「空間」に限定されているため却下。実際、ネギたちが隠れていた電車は丸ごと跳躍させられてしまいました。この際の着弾地点は電車の機関室外側の窓辺りでしょう*2

 という訳で、「強制時間跳躍弾」を用いての跳弾は不可能だと思うのですがどうでしょう。まあ、跳弾不可能である弾丸を跳弾させている龍宮隊長の技術がハンパないということで納得もできますが。

魔法先生ネギま!(17) (講談社コミックス)

*1:イメージ的には「ザ・ハンド」というスタンドと同じでしょうかね。

*2:152時間目より推測。