放送開始以来ずっと見逃していた「天保異聞 妖奇士」を、やっと見ました。
 
 知り合いなどから「面白いよー」というウワサを聞いてはいたのですが、初回を見逃してしまったのでなんとなくそのままになってたのです。

 で、やっと見た結果。やっぱり面白かった。

 joseはそもそも妖怪を不思議な能力を使って退治、といった話が大好きなのですね。そして時代ものも好き。
 だから明らかに好みのタイプだったワケですね、「妖奇士」。
 しかし、好みのタイプなだけに、いい加減なものには厳しいというトコもあり、設定その他がしょぼかったりするとケチをつけまくるのですが、そんなコトもなく、楽しんで見れました。

 ストーリーとか演出とかもオールドスクールというか、高い技術でしっかり作ってる感じがあって、安定した印象。

 そして・・・ウワサに聞いていた通り、土曜の夕方6時というオイシイ時間の中、登場人物が男前な中年ばっかりだったよ!
 主人公は旗本の嫡男だったけど、出奔して放浪、その後はお定まりのぐだぐだな人生で、博打を打ったり喧嘩を売ったりの日々を過ごしてきたダメ中年!
 今回は自分に都合の悪い記憶を封印していたコトや、長いコト連れだと思ってたヤツが実は妖夷だったことがわかったり、とよりいっそうダメ中年ぶりが明らかになった。
 こんなにダメなのに顔はよくて、たまにとても切なそうな表情をしやがる。
 ダメキャラ好きにはこたえられないもんがありますね。


 そんな訳で、可能な限り今後も見ていきます。

 数少ない少女キャラの中では、やはり異人のコが気になります。


 あと、あの「妖怪」鳥居耀蔵が、ほんとに妖怪がらみの仕事に絡んでいるのは、なんというかそのまま過ぎて笑った。いい意味で。