なんだかんだ言って見ている「まなびストレート!」。

 小学校の頃に半強制的に学級委員長やらされた挙句、委員長の役割をこなそうと努力していたら「仕切り屋」呼ばわりされたというトラウマを持つメイちゃんが生徒会に入会することになってからのお話。
 全体的な流れは①まなびおたふく風邪にかかり入院→②学園祭の企画(コンセプトの方が正しいか?)を考えなくてはならない→③まなびが戻ってくるまでにみかんとメイの二人で企画を考える事に→④二人きりでは気まずい二人…お互い歩み寄りたい⑤メイからの手紙で急接近→⑥まなび退院の日に二人での企画案が完成→次回へ。

 Aパート前半ではみかんフューチャーの回かと思われましたが。途中からメイちゃんに流れを持っていかれ、最終的にはしもじーが一番株上げたのではないか?
 みかん好きとしては、二人きりなのに全く会話がないことに気まずさを感じていたみかんの苦悩っぷりが良かったのですがね。お互い手紙からアプローチしようとするもみかんは結局手紙を書けず、朝起きたらメイからの手紙がみかんの家に届いてる=メイにいいとこ持って行かれてしまった、ですよ。メイちゃんのいい人ぶりは卑怯くさいですね、普段ツッケンドンな態度だけに。これがツンデレか?ていうか、メイちゃんも淡々と仕事をこなしているように見えて実は色々気にしていたのですね。
 そんなこんなで仲良くなりつつある二人が遅くまで学校に残ったりして生徒会の仕事をしているわけですが、その二人を陰ながら見守っているわけですよ、担任のしもじーが。生徒会にコンセプト作りをアドバイスしたり、勝手に家庭科室使っていても見逃したり、学校に泊り込んで最後の追い込みをしている二人に密かに付き合って自分も学校に残っていたりするわけですよ。なんていい奴なんだ。実際にこんなことする先生がいたら色々怒られるのでしょうが。

 要するに、みかんとしもじーは一押しです、ということで。
 メイちゃんには明らかに狙っている感があってちょっとなー。

追記:以前屋上でやっていた「勝利のポーズ」ですが、浅田弘幸の『I'll』でも同じシーンがあったなぁ。国府津が県大会本線出場を決めたときに。