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　新刊出来ました。

　ついに初サークル参加に向けて、新刊を完成させる事ができました。
　これも楓さんやたつみーやアキラやゆうなやくーふぇやせっちゃんのお陰だよ。
　で告知です。
　新刊は『バビロンシステム』冬コミ仕様。コピー本です。
　魔法先生ネギま！の二次創作小説です。
　joseによる長瀬楓・龍宮真名中心の武道四天王ＳＳとkaseによる明石裕奈・大河内アキラＳＳが収録されています。どちらもＳＳというにはちょっと長くなってますけど。
　joseの方ではたつみーがかなりの乙女になってますが、kaseＳＳのアキラもそうとうの乙女っぷりですね。
　

　コミックマーケット71初日(29日金曜日)に100円にて頒布予定です＠東5-マ42b 　

　てらしいによる入魂の資料集『鶴屋さんの全発言』も100円にて頒布するっさ。こちらもよろしく。

　
　関係ないけどjose的に良かった今年のマンガ*1top5

夢幻紳士 逢魔篇

　joseは高橋葉介愛好家ですが、ひいき目抜きでこれは良かったですよ。お話も、それを語る技術も素晴らしいです。端正な構成のコマの展開で、一気に幻想的な領域にストーリーを飛躍させるテクニックがスゴイ。
　そしてとにかく絵がいいです。残酷なシーンもありますが、それでも美しくてうっとり。
　高橋葉介は「夢幻紳士」の通称「スチャラカ」編の復刊なったのも嬉しかったです。毎回描き下ろし絵物語があってもうホントに。

群青学舎 一巻 (ビームコミックス)

　入江亜季も絵がいいです。なんとも言えず色っぽい、けどエロくはない絵柄。
　連作短編集で、いろんなタイプの話がありますけど、どれも淡々とした雰囲気があって好きです。

ONE OUTS 19 (ヤングジャンプコミックス)

　完結しちゃったなあ。トーアたんにもう逢えないのはちと寂しいです。
　しかし「プロ野球」マンガとしてとても面白かったです。ペナントレース終わる最後まで緊張感が途切れない展開でした。ひとシーズンに約8年。長い道のりだった。
　

スノウホワイト グリムのような物語

　jose的にはクトルーちゃん*2や一升金*3を産み出した偉大な萌えマンガ家モロ☆によるグリム童話を題材にした短編集です。
　ホラーから終末ＳＦ、バカミスからとことんシュールな幻想譚まで、語り口がバラエティに富んでいて流石。
　内容はそのまま視点を変えるだけでまったく違うお話になってる「漁師とおかみさんの話」には参りました。
　モロ☆先生はやはりグリムものの『トゥルーデおばさん』も出していて、こっちも素晴らしいです。

喰いしん坊! 10 (ニチブンコミックス)

　やはりコレは外せないというか。
　外すとてらしいにお叱りをうけてしまうでしょう。
　長年、料理を作る人間が主人公だった「食」関連のマンガの中で、一気に食べる人間を主役にした革命的なマンガ！と力強く言い切ってしまおう。
　読みやすさといい、厭きさせない展開といい、大食いに対する常軌を逸した大マジメで思わず笑いますが、じつはすごいよく出来たマンガだと思います。
　土山しげるはスゴイ。職人です。

　あとはよしながふみ『大奥』や志村貴子『青い花』もすごくすごく面白かった。もうすごくすごく。

　今気になってるのは柴田ヨクサル『ハチワンダイバー』です。来年の展開に期待。

*1:withoutネギま！

*2:『栞と紙魚子』シリーズ

*3:『西遊妖猿伝』