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てらしい氏に貸してもらって聴きました。涼宮ハルヒのドラマCD『サウンドアラウンド』。
いや、面白かったです。面白かった。
タイトルからも想像されるように「ライブアライブ」の姉妹編というか、バンド活動に目覚めちゃったハルヒによて、普通のトラブルから普通じゃないトラブルまで巻き起こります。
「音楽」を題材にしたのは、「音」で表現するドラマCDに相応しかったんではないでしょうか。
「非物質拡散性振動型感知音波」と同じ様なネタ、つまり特定のメロディーあるいは歌声が耳にこびりついちゃって離れないよ〜というのは、なんかのホラーマンガで読んだコトあるぞ〜、楳図かずおかな?などと頭を悩ませるコトおよそ数分。
伊藤潤二です。伊藤潤二に同じネタのマンガがありますよ。でも、手持ちの単行本に入ってないから、おそらくはネムキ連載のものがまとまった『新・闇の声 潰談』に収録でしょうか。あるいはもしかすると雑誌掲載のものを立ち読みしたのだったかしらん。
いずれにしろ単純な発想を徹底的に突き詰めて、想像を絶するイメージに発展させてしまう伊藤潤二らしいマンガでした。
高橋葉介の『学校怪談』にも似たようなアイデアのものがありました。「助けて!」かな。
しかし、てらしい氏も言ってましたが、後半の平野綾はまさしく八面六臂の大活躍でした。しかし、歌の下手さだけはさすが後藤邑子にかなわなかった様子。
個人的には、やたらと古泉がキョンに囁きまくってたのがエロくて良いでした。
- 作者: 伊藤潤二
- 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
- 発売日: 2006/11/14
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- 作者: 高橋葉介
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